仙台藩の洋式艦船・開成丸の航跡

2022年3月11日に刊行した報告書、2件目は仙台藩が幕末に建造した洋式艦船(帆船)開成丸に関するものです。 佐藤大介・黒須潔・井上拓巳編著『仙台藩の洋式艦船 開成丸の航跡 幕末の海防構想と実践の記録 続く

『丸吉皆川家日誌 天保編』を刊行しました

 2022年3月11日に、学術報告書3件を刊行しました。昨年秋から2月にかけて格闘した仕事の成果です。今回はそのうち、『丸吉皆川家日誌 天保編』の紹介です。東北大学機関リポジトリTOURで全文のPDF 続く

3月16日地震の御見舞と「古い書類」の保存お願い

3月16日深夜に発生した地震で被災されたみなさまにお見舞い申しあげます。私自身は書棚が昨年2月13日深夜にも地震がありましたが、その後はオミクロン株拡大、さらにロシアのウクライナ侵攻に心を奪われていま 続く

弥十郎の築堤工事―古文書に記された「高輪築堤」⑦

 高輪築堤の工事に携わった、土木請負人・平野弥十郎の記録を中心にみる当時の状況、今回は弥十郎の築堤工事との関わり、そして鉄道の開業を迎えます。出典は特記なき限り、桑原真人・田中彰編『平野弥十郎幕末・維 続く

仙台藩上屋敷の終焉―新橋駅設置の前史

新橋駅の敷地―仙台藩・龍野藩・会津藩の江戸藩邸 今回は、日本最初の鉄道の起点・新橋駅の敷地となった、仙台藩の江戸屋敷(江戸藩邸)についてのメモです。 仙台藩江戸藩邸については、2003年に刊行された『 続く

福島県川俣町・高橋家住宅での古文書調査

「高橋兼助旅日記」の原本を調査5月30日、福島県川俣町の、高橋家住宅に古文書の撮影調査に出かけました。以前に、伊勢参りの途中に立ち寄った東京で、「高輪を走る列車」を記録した、川俣町の絹商人・高橋兼助の 続く

あれから10年―歴史資料レスキューからの「3.11」の現在と今後

 2011年3月11日、午後2時46分。日本の観測史上最大の地震と、それによる津波が東日本を襲いました。あれから10年が経ちました。改めて、犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げます。  私がNPO 続く

連載「災害と仙台 江戸時代・天保の古文書から」を終えて これからの課題

河北新報夕刊一面に、5回にわたって連載された特集記事「災害と仙台 江戸時代・天保の古文書から」の連載が終わりました。改めて河北新報ニュースサイトのURLを掲載します。なお、いずれもYahoo!ニュース 続く

連載「災害と仙台」3回目

河北新報夕刊に掲載の「災害と仙台」、3回目がWeb掲載されました。今回は天保飢饉で荒廃した田地の復興と、そこに深く関わった近江商人・中井源左衛門家(仙台支店は「中井新三郎」の名義)についてです。天保1 続く

連載「災害と仙台」がYahoo!ニュースに掲載されています

河北新報夕刊で連載中の「災害と仙台」が、Yahoo!ニュースに掲載されています。こちらもご覧いただければ幸いです。 (1)地震と水害 立て続けに城下襲うhttps://news.yahoo.co.jp 続く