古文書に記されたセミ(4)「融合」の難しさ

 セミの記事を続けたせいでしょうか。朝、寓居のベランダにセミが止まっていました。青い体色なので、ミンミンゼミでしょう。写真を一枚撮ってさらに近づいたところ羽ばたいて、それを見て慌てふためいた、虫は苦手 続く

古文書に記されたセミ(3)「麦刈蝉」から考える仙台城下町の環境

 2020年8月 2日、東北南部が梅雨明けしたとのことです。それを待っていたかのように、セミの大合唱が始まりました。 仙台藩士・別所万右衛門の記録から「麦刈蝉」、ニイニイゼミなどの初鳴きと夏の訪れにつ 続く

古文書に記されたセミ(2)飢饉への備え・夏の象徴

 セミの話題から書き始めたから、というわけでもないでしょうが、昨日からにわかにセミの声が賑やかになってきました。新型コロナウイルスの状況下、さらに長梅雨で西日本では豪雨の被害も出ていますが、これからは 続く

古文書に記されたセミ(1)

今年のセミの声セミの声は夏の訪れを告げる象徴の一つです。今年の仙台の梅雨は「仙台の梅雨らしい」という表現が適切なのかはともかく、低温がちです。そんな中で、道を歩くと、ちらほらセミの抜け殻が転がっている 続く