古文書に記された「高輪築堤」② 平野弥十郎、高輪で石材を切り出す

 仙台藩邸が新橋駅の敷地になる「高輪築堤」の建設に関わった平野弥十郎の記録、明治3年(1870)の記事の要約メモです。桑原真人・田中彰編『平野弥十郎幕末・維新日記』(北海道大学出版会 2001年)です 続く

福島県川俣町・高橋家住宅での古文書調査

「高橋兼助旅日記」の原本を調査5月30日、福島県川俣町の、高橋家住宅に古文書の撮影調査に出かけました。以前に、伊勢参りの途中に立ち寄った東京で、「高輪を走る列車」を記録した、川俣町の絹商人・高橋兼助の 続く

「災害と仙台」第2回のWeb公開

河北新報夕刊に連載中の「災害と仙台 江戸時代・天保の古文書から」、第2話の「飢饉 人心すさみ疫病流行」が、河北新報ニュースサイトで公開されました。第一話に続いてご覧いただければ幸いです。https:/ 続く

75年目の「8.15」―「杜の都の再生」から考える

 梅雨明けしてからの仙台は猛暑が続いています。私が約30年前にここで暮らし始めた頃は、夏でも最高気温は30度には届かない、そんな環境でした。街を歩いていると、余りの暑気に、思わず日陰を探して避難します 続く

古文書の仙台七夕と「杜の都」、そして祭りの意味

 仙台の最大の行事といえば、やはり8月6日から8日にかけての仙台七夕になるのでしょう。本当ならば今日が最終日。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で中止となりました。例年なら人でごった返す仙台のアー 続く