古文書に記された「高輪築堤」③―弥十郎、「相州六ヶ村」で石材を確保

 高輪築堤の工事を請け負った平野弥十郎が残した日記、明治3年(1870)の続きです。いよいよ高輪の海上築堤の話題に移っていきます。出典は注記のない限り、桑原真人・田中彰編『平野弥十郎幕末・維新日記』( 続く